手漉き和紙の魅力
越前和紙イロイログラデーション

なぜ越前和紙名刺?

越前和紙は日本三大和紙のひとつです。越前和紙は和紙の中でも最も古い1500年前から始まっていると言われています。古くから伝わる伝統的な手漉き技術でそして家族ぐるみで、地域一体となって、作り出す越前和紙の魅力はとても素晴らしいものでした。寒い気候と綺麗な水 手漉き和紙には過酷な条件がそろわないと素敵な和紙は出来上がりません。私の魅了された素敵な越前和紙をたくさんのの方に伝え、そして日本文化の継承に少しでも貢献できたらと思っております。

 

お客様に合わせてオリジナルに和紙名刺をお作り致します。格式高い越前和紙を素材からこだわり、できるだけ国産素材を使用した手漉き和紙を使ってオリジナルの名刺を作成致します。。和紙に使用する印刷は昔から日本で使われている活版印刷を使用しています。ふんわりとした和紙とぼこっと凹んだ文字の活版印刷との相性は抜群です。現在 東京には4社しか残っていない活版印刷会社ですが、古き良き日本の素晴らしい印刷技術と伝統の越前手漉き和紙を使い シンプルだからこそインパクトのある堂々とした越前和紙名刺をぜひお手に取ってご堪能ください。

 

他社と何が違うの!?

きめ細やかな対応とマンツーマンだからこそできる温かみのあるサービスを心がけています。それから弊社デザイナーはイギリス育ちなのです。日本のデザインの枠にとらわれず和洋折衷=和と洋のバランスでヨーロピアンテイストやアメリカンPOPはもちろん、日本の和心を取り入れた日本らしいデザインも得意としています。

 

最大の特徴はちょっとした遊び心を忘れない!

Aloha Mac Creationで名刺をデザインされた方だけが味わえる遊び心。

 

 

名刺交換に与えられる時間はほんのわずか。名刺交換してたくさんの方から名刺をもらっても、どれが誰だったのかわからなくなってしまうなんて経験どなたでもあると思いますが、受け取る方へが驚き、印象に残るような名刺で、また会話のきっかけになるような名刺を常に心がけています。

 

オリジナルのデザインだからこそできる知的でおしゃれな戦略的で個性的な特別な名刺ができるのです。 テンプレート名刺やプリンターの自作名刺から卒業して大人オシャレな名刺をぜひ味わいませんか?

 

モチーフ・絵柄・会社ロゴ・地図のデザインなどももちろん可能です。

詳細は問合せページまたは電話にてお問い合わせください。お見積り大歓迎です。

 


Japanese Kintaro motif Majio Cat by Aloha Mac Creation.

Posted by Aloha Mac Creation on 2015年5月21日

Aloha Mac Creation では 越前和紙名刺を

あなただけのオリジナルデザインの名刺を作成致します。

他ではできないきめ細かい対応を致します。

 

【越前和紙の流し漉き名刺】 Aloha Macオリジナル越前和紙名刺「美禮」~Mirai~

活版印刷 1色刷 22000円(税抜) デザイン料・印刷料・紙代込

(地図・ロゴの入る場合は別途作成料がかかります)

人間国宝岩野市兵衛さんが作る越前和紙であなただけのこだわりの名刺を作りませんか。

福井県越前市の綺麗な水と寒い気候だからこそできる日本一と言われる越前和紙。

手漉きならではの温かみのあるこだわりの越前和紙名刺をぜひご堪能下さい。

 

AlohaMacCreationでは純和紙名刺や越前和紙名刺「美禮」の他

素材にこだわった完全エコ和紙名刺などを特注で承る事も可能です。

詳しくは 和紙名刺 をご覧ください。

 


越前地方に伝わる紙漉きの神様の伝説
福井県越前市 岡太神社
福井県越前市 岡太神社 撮影 Aloha Mac Creation

1500年の歴史のある越前地方に伝わる和紙伝承のお話が今でも残されています。

全国に数ある和紙産地の中でも、1500年という長い歴史と、最高の品質と技術を誇る越前和紙。その発祥について、伝説が伝えられています。― 継体天皇が男大迹王(おおとのおう)として、まだ、この越前に潜龍されておられたころ、 岡太川の川上の宮が谷というところに忽然として美しいお姫様が現れました。「この村里は谷間であって、田畑が少なく、生計をたてるのにはむずかしいであろうが、清らかな谷水に恵まれているので、紙を漉けばよいであろう」と、自ら上衣を脱いで竿にかけ、紙漉きの技をねんごろに教えられたといいます。習いおえた里人は非常に喜び、お名前をお尋ねすると、「岡太川の川上に住むもの」と答えただけで、消えてしまいました。それから後は、 里人はこの女神を川上御前(かわかみごぜん)とあがめ奉り、 岡太神社を建ててお祀りし、その教えに背くことなく紙漉きの業を伝えて今日に至っています。越前和紙産地ではこの川上御前をただの伝説の神様だとは思っていません。本当に紙漉きの業をお伝えになり、今日の越前の生業の基をお授けになられた紙祖の神業として尊崇しています。川上御前のご神体は、美しい稚児のお姿であり、そのお姿を模したご分霊の像は、どこの紙屋でも一番高いところに鎮座されております。この下で越前和紙職人は和紙造りに励むのであります。 

福井県和紙工業組合HPより抜粋  

 

和紙は綺麗な水と寒い気候の時に最高の和紙を作る事ができるそうです。日本海の澄んだ水と寒い地方だからこそできる手作りの和紙。いつまでも大切にしていきたい文化ですね。

 

2014年1月に訪問した時の写真
福井県武生市付近の風景
川上御前 紙の神様
川上御前 紙の神様

越前 地図
越前と呼ばれる地方の配置図

参考画像(越前地方地図)やまとうたHPより引用

手漉き和紙の製造方法

手漉き和紙には流し漉きと溜め漉きという手法があります。伝統的な製造方法の流し漉きをご紹介します。

 

①楮などの枝を冬に刈り取る

②釜に入れて蒸気で蒸す。

③蒸し終えた楮から黒い皮をはぎとる。

④水洗いし、さらに包丁で表面の黒い皮を剥がしとる。

⑤内側の白皮だけを取り出す。

⑥灰汁またはソーダ灰で繊維を煮込み 不純物を取り除く。

⑦白皮に少し残った黒い皮を取り除く。

⑧厚い板の上に繊維を乗せて、樫の木で綿のようになるまで叩く。

⑨さらに水で洗う。

⑩「トロロアオイ」と呼ばれるドロドロのノリ(煉り)を水の中で白皮繊維と混合して紙料(紙の材料)を作る。

⑪紙を漉くすのこを敷いた木枠を漉き槽の中に入れる。紙料をすくい入れて水を切る。数回繰り返し 多層の繊維が重なる。

⑫水分を切った後、一枚ずつ銀杏の板に刷毛で貼りつけ 天日干しし、仕上げる。

「日本の折形」 山根一城著 誠文堂新光社出版 より引用

楮から皮を剥いだ状態です。
参考資料:越前和紙制作過程④
楮の白皮ができました。
参考資料:越前和紙制作過程⑤

トロロアオイの苗
参考画像 トロロアオイ

画像元:Hanatsudoi HP より引用

和紙を銀杏の板に張り付けた所
参考資料:和紙制作過程 ⑫

How to make Washi paper

The method of Nagashi Suki 

①Reaping Kozo(= paper mulberry tree) branches in winter period

②Steaming Kozo branches into the caldron

③Pearing the bark of the Kozo  after steamed enough

④Wash out all barks,  and take out the hard barks from ③ with using knives,

⑤Only take out white barks (centre of Kozo) from ④again.

⑥Boiling Kozo fiber with lye or Soda Ash and taken out all the specks

⑦Removing all the specks from the ⑥ again.

⑧Hammering fibers with oak stick

⑨Wash fibers again 

⑩Mixing with Neri - called 「Tororo- aoi」 and make mixture paper stock.

⑪Swinging the reeds in all the directions including back and forth, right, left and diagonally 

⑫Taking water out from yhe reeds, removing separately to the board mabe by Ginkgo  using the brush and get sun dried. 

「日本の折形」 山根一城著 誠文堂新光社出版 より引用 翻訳 山根麻紀

和紙の材料 楮を干している所 Paper Mulberry
参考資料:越前和紙制作過程⑤
手漉き和紙制作過程の一部
参考資料:越前和紙制作過程⑪

越前紙漉き体験 卯立工芸館
越前和紙を体験したい方はこちらへ

もっと越前和紙を知りたい、体験したいという方は 是非福井県越前市へ。

越前 和紙の里 卯立工芸館公式HPはこちら