「純・和紙」名刺

一般的に認識されている和紙は手作り感のある障子の紙のような紙そして世の中で「和紙」と呼ばれるものの多くは海外で作られたパルプ材料そして輸入されている材料で作ったものがほとんどです。

和紙 ~Washi~・・・「和」=「日本」の紙なはずなのですが、製作するのにコストも手間もかかります。国産材料を使い、伝統工芸・手作業で行う手漉きで作られた「純・和紙」はパルプに比べ手軽に入手しずらい上、購入しにくくなっているというのが現実なのかもしれません。このまま放っておくと本物の「和紙」というものが日本からも消えてしまう日が来るかもしれません。

 

素材にこだわって丁寧に作られた本物の和紙(ここでは「純・和紙」と呼びます)

「純・和紙」は水にも非常に強く破れにくく、薄くて軽いのが特徴です。洋紙が何百年もたつと、ボロボロに朽ちてしまうのに対し、和紙はきれいに現存し、後世に歴史を伝える役目を果たしている事は、日本の歴史資料を見ても明らかです。同じ紙ですが、本当は全く違うものみたいですね。

素材にこだわる究極の美 越前手漉き和紙名刺 美禮
素敵な和紙を使って日本人らしい「おもてなし」名刺作ってみませんか?
素材にこだわる越前手漉き和紙名刺 美禮

Aloha Mac Creation では 越前和紙名刺を

あなただけのオリジナルデザインの名刺を作成致します。

 

【越前和紙の流し漉き名刺】 「美禮」オリジナル越前和紙名刺です

活版印刷 1色刷 22000円(税抜) デザイン料・印刷料・紙代込

人間国宝岩野市兵衛さんが作る越前和紙であなただけのこだわりの名刺を作りませんか。

福井県越前市の綺麗な水と寒い気候だからこそできる日本一と言われる越前和紙。

手漉きならではの温かみのあるこだわりの越前和紙名刺をぜひご堪能下さい。

 

Kappan (Letterpress) Print 1 colour 22000 yen (Design, Print fee and Washi Paper included.)
The original washi was made by Maestro Ichibeh Iwano who is designated as a Living National Treasure in Japan.

 

越前生漉き耳付き和紙名刺

各種「純・和紙」取扱っております。 ご注文はこちらから

 

耳付き手漉き和紙 下画像にあります 耳(ちぎったような)縁がついた名刺

手漉き(Hand Made)ならではの「味」のある一枚一枚に優しさを感じられます。

越前生漉き耳付き和紙名刺
人間国宝岩野市兵衛監修越前生漉耳付き和紙名刺

越前和紙人間国宝(無形文化財)である岩野 市兵衛さんが生み出す越前生漉(きずき)奉書は洋紙の原料である木材パルプなどを混ぜず、和紙の原料である楮(こうぞ)のみを使用しています。伝統の技法にこだわり、薬品は一切使用せず、全ての工程を職人の手作業のみで作りあげています。ピカソがこの越前生漉奉書を愛用したという話は有名で、浮世絵木版・現代版画といった芸術の分野で世界中で現在も愛用されています。

 

こちらの耳付き手漉き和紙は岩野市兵衛さん監修により作られた本格的な楮100%の商品です。

職人さんの手作業により1枚1枚丁寧に作成されています。溜漉き(ためずき)という手法で作られていますので4辺に耳が付いており、手作りの風合いを楽しむことができます。


和紙風のカラーバリエーションもあるかわいらしい名刺なども多数ご用意しております。 

和紙風カラバリ名刺:100枚1000円~(紙代のみ)

各種値段など 仕入により変動もあります為、お問合せ下さい。

またこだわりの和紙など、紙漉きの段階から作製する事も可能です。

印刷代・デザイン料の記載がないものにつきましては別途お見積り致します。

和紙の原材料について

和紙名刺の素材に使われている和紙の原材料について

Aloha Mac Creation 「純・和紙名刺」で使用している和紙の主な材料となる楮・三椏・雁皮について簡単に説明致します。古くから伝わる日本の紙漉きには欠かせない材料です。

 

● 楮(コウゾまたはカジ)クワ科カジノキ属の落葉低木。楮は大別すると次の三品種に分けることが出来ます。コウゾ(Broussonetia kazinoki Sieb.)カジノキ(Broussonetia papyrifera Vent.)  ツルコウゾ(Broussonetia kaempfer Sieb.)ですが、これらは容易に識別できないので低級紙をつくる場合は同種のものとして扱っています。楮は本州、四国、九州、琉球(沖縄)や台湾、朝鮮、中国の暖地に分布しています。

越前和紙の流し漉き和紙名刺はこちらの材料を主に使用しております。

●三椏(みつまた)ジンチョウゲ科の落葉低木。中国原産、慶長3年(1598)に愛知県で初めて栽培され、それが中国、四国、九州地方に行きわたり、特に紙幣や地図などを作る紙の原料として造幣局の専売品として栽培されています。4月の開花のころには山が黄一色になってみごとな眺めです。枝が三つに分れるので三叉とも書きました。成木は2mあまりになり、苗を植えてから3年毎に収穫できます。関東以西の温暖地が適しており、中国・四国地方の山間部に多く栽培されています。半陰性植物で強烈な日光を嫌うため、北面の山腹が適しています。また、風当たりが少なく、排水が良好な、山間の傾斜地で、降雨量が多く、春夏の植物生長期に朝夕濃霧に覆われるようなところが適しています。繁殖法には、実生法、株分け法、挿し木法等がありますが、実生法が多く行われています。種子は、6月中旬~7月上旬頃、自然に落ちる寸前に、植付け5~6年の生育盛んな株から採取したものを砂と混ぜて埋め、翌春(4月下旬~5月上旬頃)に取り出して、水洗して浮き種子を除去します。種をまく時期は、4月下旬~5月上旬頃で、苗は直射日光を嫌うので、寒冷紗で遮蔽し、1、2回程度の間引き、除草、中耕、施肥などを行います。翌春、畑に移植する1ヶ月くらい前に掘り起こし、束ねて日陰に仮植しておき、時期をみて定植します。栽培方法は、普通栽培法と密植栽培法があり、密植栽培法には直まき密植栽培法と移植密植栽培法がありますが、比較的多いのは移植密植栽培法で、4月頃、苗を10アールあたり8,000~12,000本程度移植します。収穫期は、11月下旬から4月ころまでで、3年目から3年ごとに収穫できます。株の寿命は3回収穫するまでといわれていますが、それ以後も収穫できることもあります。繊維は柔軟で細くて光沢があり、印刷適性に優れているので、局納みつまたとして大蔵省印刷局に納入され、世界一の品質を誇る日本銀行券(紙幣)の原料として役立っています。手漉き和紙への使用料はわずかです。  

●福井県和紙工業協同組合HPより一部抜粋 http://www.washi.jp/●

●雁皮(がんぴ)本州の東海道から西と四国、九州の日当たりのよい山のふもとや山すそにはえています。この木の皮で漉いた紙は他のものよりすぐれていて雁皮紙といって丈夫で切れにくく 尊重されています。鳥の子紙の原料は雁皮